んちゃ!青年座の高枝切りバサミ、村井です。

「あおげばとうとし」の稽古場にはすでに舞台のセットがかなりの完成度で組み上がっていて、そこには昭和40年代の学校の職員室が広がっています。机やイスはかなり年季が入っています。どこから集めてきたのか分かりませんが、すごく気合いが入っているのをひしひしと感じます。小道具ひとつひとつもかなりのクオリティーで再現されています。稽古場を見ていると、当時にタイムスリップしたような錯覚すら覚えてしまいます。演出部の方々には頭が下がります。

職員室には廊下へつながる戸があるんですけれど、これがけっこう大がかりなものになっています。開閉できるようになっていて、登場人物が出入りできるようになっています。

舞台監督の尾花真さんに、「誰が作ったんですか?」と聞くと、開口一番

「おれが作った」

一瞬、絶句

さすがは尾花さん。大工さんもびっくりの仕事ぶりです。観劇なされるお客様には、役者さんの一挙手一投足の動きはもちろんですが、舞台上のセットの細かいところまで見ていただきたいなと思います。

製作部 村井 貴 (;´Д`) 尾花さん ハァハァ