今日の稽古は、まず台本を使った稽古ではなく
商店街の生き方や、それぞれの役の人間性について、
俳優たちの意見を、改めて交換し合う場から始まりました。

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商店街の中でも、頼りがいのある諒子。
だから様々な人たちが、諒子を訪ねにやってくる。

でも、それは諒子がしっかりものだから、というだけではないのかもしれない。

しっかりしてるだけでは、堅物に見えてしまうかもしれない。
堅物より、どこか雑であったり、大雑把な部分があったほうが
親しみは持てるんじゃないか、などなど。


確かに、僕の周りにもちょっと抜けてるところはあるけど
すごく頼り甲斐があって、人望も厚い友達がいます。
そいつの魅力の要因が少しわかった気がしました。


僕がまだ青年座研究所で勉強していた頃、先生から
「俳優とは、人間感情と人間関係のプロフェショナルだ」
と言われたのを思い出しました。

俳優は、台本に書かれた台詞だけでなく、その役の過去や日常、

他人に対してどういう感情を持つから、どういう付き合い方をしていくのか。

そう細かいことを埋めていくことで、舞台で
『役の人間』がそこにいるように見えるんだろうなと思います。


う〜ん、人間を表現するって、やはり奥深いですね。



製作アルバイト  手塚優


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