『ブンナよ、木からおりてこい』、まずは読み稽古からスタートです。

お寺の裏の御池に住むカエル達や、そこに立つ椎の木の上でおこる
動物たちの視点で描かれた物語。

動物目線とはいっても、僕らの暮らす人間社会と同じように、愛する家族がちゃんといて。
群れで暮らす動物たちには社会があり、大人たちは子供たちに生きていく術を教えていく。

子供同士の社会もあれば、大人には大人の社会がある。
種族が違えば立場も変わって、
持ってるモノと持ってないモノがそれぞれにある。

持ってないものは持っているものをうらやましがるし、
持ってしまった故の苦悩もある。

動物目線で描かれているけれど、人間関係が描かれた、とっても深く、
とても素敵な物語であると改めて感じます

8月20日の初日に向けて、今日も稽古です

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