今年で入団6年目を迎えます(自分で言ってびっくりです)
製作部の小笠原杏緒です。
入団した頃は、よくブログに登場してました。
昔の記事をひっくり返すと恐ろしいです。と共になんだか懐かしいです。

さてさて。前回の質問の答えから。

金澤さん…とても根本的な質問ですね。
製作部をしていて、遣り甲斐を感じる瞬間…

舞台とお客さんが一体となった瞬間に立ち会える事ですかね。
なんだかえらそうですが。

約1ヶ月かけて稽古したものの初日が開いて、
初めてお客様の目に触れた時生まれる、舞台と客席の一体感。
客席で観ている私にとって、あのドキドキワクワク感は言葉では表現できません。
今回もそんな瞬間に立ち会えたらいいなぁと思います。
いや、そうなる予感はプンプンしてます!!


そういえば、
今回の作品はマキノノゾミさんが
久しぶりに青年座に書き下ろしてくださった作品です。
実は、私が入団した年に青年座ではマキノノゾミ三部作を上演したんです。
恥ずかしながら、それまで『MOTHER』『フユヒコ』『赤シャツ』を観た事も読んだこともなかった私にとってこの3本の戯曲を読んだ時、衝撃が走りました。
どうして今までこんな素敵な作品に出会っていなかったんだろうって。

そして翌年からは『赤シャツ』の演劇鑑賞会の公演に製作として付いて回りました。
100ステージ近く回りました。

そう考えると、私が入団してから関わってきた作品の中で、
マキノさんの作品が一番長期に渡るのではないでしょうか。
もちろん、今回の作品『横濱短篇ホテル』にも思い入れがいっぱいあります。
ここで書ききれないですね。
なんだか私が書くと宣伝っぽくなってしまうので、ここらへんで。

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さて次回は舞台監督の尾花真さんへの質問です。

“舞台監督”ってどういう仕事をしている人ですか?

ブログをご覧になっている方って、
監督っていうと映画監督を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
一言で説明するのは難しそうですが…よろしくお願いしますっ。



小笠原杏緒