また台風がきていますね。自然の力を感じます。
今回の『地の乳房』タイトル通り「土」が重要なワードです。

撮影=坂本正郁
1984年初演時に作家 水上勉さんが
青年座で創立30周年記念の講演会を行いました。
その時のお話をまとめたものを発見しましたので、
数回にわたって文章を紹介していきます。
タイトル:現代社会のゆがみ背負って
若狭の海は苦しんでいる
◆原発で大きく変容
海岸通りのアスファルト道路には自動車が激しく往来し、巨大な送電線が山から山へと走る。
その山かげからは原子力発電所のドームが見えかくれする。
人間が創り出した巨大な建造物によって、いま若狭の海は大きく変容させられつつある。
劇団青年座が創立30周年を記念して取り組む第90回公演(1984年初演時)『地の乳房』・水上勉作は、
その若狭の寒村に生きた一人の女“愛”の物語。
水上さんの「亡き母への鎮魂」とも言われる作品で、
いま、繁栄の中で失われていく大切なものがあるのではないか、と問いかけます。
公演を前に渋谷区の青年座で水上さんが作品にこめたおもいを語られたので、その要約をご紹介します。
講演会の内容はまた明日・・・。
<チケット取扱い>
劇団青年座=0120-291-481
青年座HP=http://www.seinenza.com
電子チケットぴあ=0570-02-9999【Pコード=438-030】
ローソンチケット=0570-084ー003 【Lコード=37569】
0570-000-407(オペレーター対応)
イープラス=http://eplus.jp
Peatix(ピーティックス)=http://chino-chibusa.peatix.com
キノチケットカウンター=(店頭販売のみ)新宿東口・紀伊國屋書店新宿本店5F
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『ブンナよ、木からおりてこい』いよいよ明日千秋楽!
◆10月12日(日)/兵庫県立芸術文化センター・阪急中ホール/15:00開演
<料金>A席3,000円・B席1,000円
<お問合せ・お申込み>
芸術文化センターチケットオフィス TEL=0798‐68‐0255