劇団青年座第219回公演
からゆきさん
作=宮本研/演出=伊藤大

みなさん、こんばんは。
11月に向けて鋭意稽古中の『からゆきさん』。
本日は作者である宮本研さんのプロフィールをご紹介致します。


MiyamotoKen

宮本研 みやもと・けん 【1926年−1988年】

1926年熊本県生まれ。
父の仕事の都合で中学生まで中国北京で過ごし、1944年に帰国。
九州帝国大学経済学部卒業後、大分商業高校(現・大分第二高校)で教鞭をとる。
演劇部を設立して指導するが、1年余りで退職し1952年法務省に勤務。
1957年法務庁在職中に、自立劇団「麦の会」を結成し、『僕らが歌を歌うとき』を執筆。
労働者自身による自立劇団再建の担い手となった。
1962年、法務省を退職し、職業劇作家となる。
舞台だけでなく、ドラマや映画の脚本も手掛けた。
戦後三部作と呼ばれている『反応工程』、『日本人民共和国』、『ザ・パイロット』、
そして革命伝説四部作『明治の柩』、『美しきものの伝説』、
『阿Q外伝』、『聖グレゴリーの殉教』など
1970年代前半までの作品の多くは、革命運動の中の革命党、
革命指導者と民衆の矛盾を描くことが多かった。
1970年代後半以降は、『からゆきさん』など
男性と女性の関係を指導者と民衆の関係に見立て、女性を描くことが多くなった。
大逆事件後の大正期知識人群像を描いた『美しきものの伝説』など、
その作品は21世紀の今日まで繰り返し上演されている。
『日本人民共和国』、および『メカニズム作戦』の二作で岸田戯曲賞、
『明治の柩』で芸術祭奨励賞脚本賞を受賞。

【青年座上演作品】
『明治の柩』(1973年・2000年) 、『からゆきさん』(1977年・78年・90年・91年)
『ほととぎす・ほととぎす』(1980年・2011年)、『冒険ダン吉の冒険』(1981年)
『次郎長が行く』(1984年)、『ザ・パイロット』(1985年)
『美しきものの伝説』(1994年・2002年)、『夢・桃中軒牛右衛門の』(2005年)



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2015年11月14日(土)〜23日(月・祝)
紀伊国屋ホール

【料金】一般5,500円/U25(25歳以下)=3,500円 ●14日・17日のみ=4,500円(特定日割引)

【前売所】 劇団青年座0120-291-481(チケット専用11:00〜18:00、土日祝日除く)
青年座ホームページhttp://www.seinenza.com
電子チケットぴあ0570-02-9999 Pコード445-587
ローソンチケット0570-084-003 Lコード35941
0570-000-407(オペレーター対応10:00〜20:00)
イープラスhttp://eplus.jp
Peatix http://karayuki-san.peatix.com
キノチケットカウンター(店頭販売のみ10:00〜18:30/新宿東口・紀伊国屋書店本店5F)     

【お問い合わせ】
劇団青年座 〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12
TEL 03-5478-8571 FAX 03-3465-0335
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