いよいよ来週に迫ってまいりました
『見よ、飛行機の高く飛べるを』練馬公演

本日も演劇鑑賞会の会員の皆様から寄せられた感想をご紹介します。
※注:ネタバレ含む
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撮影=小林万里


◎2月10日は平塚らいてうの誕生日。(※12月10日藤沢演劇鑑賞会の例会でした)
この日にこの舞台を観ることの偶然に感謝します。
人が全てに平等でなかった時代を考えると、
今ある自由は先人の不自由に対する欲求と行動の腸物であることを、
今一度認識しなければならないと思う。
そして、どんな情報が自分に必要であり、
どの情報の前にどのような立場で自分が立つべきか。
情報があふれすぎている世の中で現代の人が麻痺している感覚であると痛感する。
(50代  女性)

◎長さを感じぬ程のおもしろさでした。
政治的なものを感じずに感動しました。

◎とても良い作品で、胸がいっぱいです。
今こうして自由に女性が活躍出来るのは、
ああいう方々が頑張ってくれたからなのだと改めて感謝したく、
これからも一生懸命生きなければと思いました。            
(60代  女性)

◎間奏曲がすごく、効果的で良かった。劇を引き立てている舞台の雰囲気も良い
(60代  女性)

◎すごい迫力ですネ
 母が名古屋出身ですので方言を懐かしく聞いておりました。
 また明治末〜大正の女性の意識、思想が想い出され当時がしのばれます。
 濃い重厚な演劇を見せて頂きました

◎明治時代の女性の生き方、
又教師を目指す少女二人を中心に時代背景、女学生達の友情、恋、夢、
厳しい時代を乗り越えた時があったから、今の時代があると思います。
いつの時代でも女性の力はすばらしいと思います。
(70代  女性)

◎「見よ〜」を観たのは今回で2回目でした。
昔、観た時は「ひと昔前の物語」という印象を受けました。
でも今回は、もろに自分に重ね合わせて観てしまいました。
当たり前のように抑圧してくる、
女性の参政権を個人として自由に生きる事も当然のことなのに、大きな力で抑圧してくる。
以前、職場で組合活動をしていた時、
何度も働きかけても全く改善されなくて無力感を持ちました。
大きな流れの中では逆らえないのかと。
日常生活のちょっとした場面でもいちばん大事なことを自ら抑圧してしまっていたり、
させられたりしているのかもしれないと思いました。
お芝居の中で(拷問を受けていただろう)女教師が
「やめなさい!ちっぽけな力では国は変えられない!」と言うシーンがあり、
それは一つの一つの真実ではあるのだけど今、市川房枝さんらの運動の結果として女性参政権があるという真実もあるのだと改めて感じました。
(40代  女性)


◎永井さんの祖母がモデル、婦人運動に一生を捧げた市川房枝さんとの友情。
明治44年女子師範学校の寮生活での激動の時代が
いきいきと舞台いっぱい演じられていた。
今では考えられない自由に雑誌も読めない時代。
(女性)


◎拍手が鳴りやまない中、幕が降りた。
出演者の方だけでなく陰で支えたスタッフの方達の熱い思いも伝わってくるような
素晴らしい舞台でした。
若いエネルギーがはじけるような女学生達の
規則を破って羽ばたこうともがく姿は、
現代では考えられないほど馬鹿馬鹿しく純粋で胸を打たれました。
(女性)

◎時は44年、何と私の父が生まれた年で、
今から百年以上前の話。
全国から集まった少女達は方言で語り、
廊下をすべる様に歩く元気があり、
自分の意志を通す純真さ、
でも夢見る乙女達。
校長と対話の後、意志を確認する様に、
手を取り合ってしっかりと階段を昇る2人には心の中で大きな拍手を送りました。
ストライキ参加者は2名。そして残念な結果になりましたが、
これも当時の時代の流れでしょうか。


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劇団青年座 第225回公演
見よ、飛行機の高く飛べるを
2017年2月28日(火)18:30開演/3月1日(水)13:30開演

練馬区立練馬文化センター・小ホール

<入場料> 全席指定
一般=4,000円
U—25=2,000円
※25歳以下、青年座のみ取扱い、当日受付精算のみ、身分証提示

<チケット取扱い>
◆劇団青年座=0120-291-481(チケット専用11:00〜18:00・土日祝除く)
◆青年座HP=http://www.seinenza.com
◆電子チケットぴあ=0570-02-9999【Pコード:454-831】
◆ローソンチケット=0570-084-003【Lコード:33808】
※オペレーター対応10:00〜20:00=0570-000-407
◆イープラス=http://eplus.jp

<お問い合わせ> 
劇団青年座
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12
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