『旗を高く掲げよ』
出演者の
松熊つる松×石母田史朗
対談企画 今回はお互いのことについて話しています。
撮影＝坂本正郁
−お二人は家族役で共演するのは初めてですか？
石母田 家族はないと思うよ。
松熊 共演したのって、『無法松の一生』、『つちのこ』、『世界へ』、『からゆきさん』と。
共演はしてるんだけど、全然一緒のシーンにいない。『世界へ』が一番絡んでるんだけど（笑）
2人 （爆笑）。
松熊 あれは追いかけっこしてただけだよね（笑）。
−お互いの「俳優としていいな」と思うところはありますか？
石母田 今回思ったのは、不思議と話していて安心感があるなって。例えば（役の上で）奥さんとして話すって時に、変な距離感がないっていうか、すんなり入っていくなって。
それと、最近、芝居の話をする時、意外と俺の言っていることをうなづいてくれるなって。「あれ、松熊さん、意外と分かってくれてるんだ」って（笑）。
松熊 私は史朗ちゃんと一緒の座組に入っても、今までそんなに話してないと思うの。だって（史朗ちゃんはお酒を）飲まないじゃない。だから芝居の話とか、プライベートな話をしたことがない気がするのね。私は今まで史朗ちゃんの芝居を観ていて、芯がある人だって思ってたの。芯があるっていう事は、芝居の事をちゃんと考えてるんだろうなって。
石母田 と思うじゃないですか。でも、俺みんなに言うんだけど。そんなに考えてないですよって。自分ではすっごい深く考えている気分ではないのね。
松熊 そうなんだ。
石母田 でも自分の中で「ここが大事なんだろうな」、「僕はここを大事にしてる」とかはもちろんありますよ。
松熊 それがね、意外とある人とない人がいて。
石母田 芝居をやる時に、内容の大事なこともそうだけど、基本的に芝居として何を大事にしなきゃいけないのか、っていうのをいつも必ず考えてる。
松熊 あとね、史朗ちゃんは、なんていうんだろう･･･フラットな感じがするの。いろんな事を拒絶しない感じ。言われたことに対して一回「あぁ」って（乗ってみる）。
石母田 それはありますね。
松熊 それがすごいいいと思う。
石母田 それね、意外と自分に自信がないんじゃないかとかね、自己分析するわけよ。だって芝居ってさ、「僕はこう思うんです」ってなったら、それって自分に自信があることなんだと思うわけ。だからそれが羨ましいなって。僕はいつも、いろんな面から考えてしまうから。例えばそれを客観的にみて、間違ってたらその自信はなんなんだろうって思うわけ。経験上、意外と間違ってたりってことあるじゃないですか。
松熊 あるある！（笑）
石母田 演出家の言ってることの方が正しいんだろうなって思ったり。そういうのを見てると、じゃあ自分はどうなんだろうって。
松熊 そういう意味で謙虚なんだよ。
石母田 いや謙虚っていうか。
松熊 自信がないんだね。
石母田 そう。人に嫌われたくないっていう。
2人 （爆笑）。
石母田 嫌われないためには受け入れなきゃって。
次回へ続く
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
劇団青年座 第227回公演
旗を高く掲げよ
7月29日(金)〜8月6日(日) 青年座劇場
◆出演者ブログ◆
渕野陽子ブログ→気まぐれ日記
松熊つる松ブログ→つる松のおんがえし
小豆畑雅一ブログ→小さい豆の畑と書いてアズハタです！
嶋田翔平ブログ→shimashow's cafe
＜チケット取り扱い＞
劇団青年座＝0120-291-481（平日11:00〜18:00)
『旗を高く掲げよ』チケット予約フォーム＝https://www.quartet-online.net/ticket/hata
電子チケットぴあ＝0570-02-9999【Pコード＝459-336】
ローソンチケット＝0570-084ｰ003 【Ｌコード=31820】
0570-000-407（オペレーター対応）
イープラス=http://eplus.jp
出演者の
松熊つる松×石母田史朗
対談企画 今回はお互いのことについて話しています。
撮影＝坂本正郁
−お二人は家族役で共演するのは初めてですか？
石母田 家族はないと思うよ。
松熊 共演したのって、『無法松の一生』、『つちのこ』、『世界へ』、『からゆきさん』と。
共演はしてるんだけど、全然一緒のシーンにいない。『世界へ』が一番絡んでるんだけど（笑）
2人 （爆笑）。
松熊 あれは追いかけっこしてただけだよね（笑）。
−お互いの「俳優としていいな」と思うところはありますか？
石母田 今回思ったのは、不思議と話していて安心感があるなって。例えば（役の上で）奥さんとして話すって時に、変な距離感がないっていうか、すんなり入っていくなって。
それと、最近、芝居の話をする時、意外と俺の言っていることをうなづいてくれるなって。「あれ、松熊さん、意外と分かってくれてるんだ」って（笑）。
松熊 私は史朗ちゃんと一緒の座組に入っても、今までそんなに話してないと思うの。だって（史朗ちゃんはお酒を）飲まないじゃない。だから芝居の話とか、プライベートな話をしたことがない気がするのね。私は今まで史朗ちゃんの芝居を観ていて、芯がある人だって思ってたの。芯があるっていう事は、芝居の事をちゃんと考えてるんだろうなって。
石母田 と思うじゃないですか。でも、俺みんなに言うんだけど。そんなに考えてないですよって。自分ではすっごい深く考えている気分ではないのね。
松熊 そうなんだ。
石母田 でも自分の中で「ここが大事なんだろうな」、「僕はここを大事にしてる」とかはもちろんありますよ。
松熊 それがね、意外とある人とない人がいて。
石母田 芝居をやる時に、内容の大事なこともそうだけど、基本的に芝居として何を大事にしなきゃいけないのか、っていうのをいつも必ず考えてる。
松熊 あとね、史朗ちゃんは、なんていうんだろう･･･フラットな感じがするの。いろんな事を拒絶しない感じ。言われたことに対して一回「あぁ」って（乗ってみる）。
石母田 それはありますね。
松熊 それがすごいいいと思う。
石母田 それね、意外と自分に自信がないんじゃないかとかね、自己分析するわけよ。だって芝居ってさ、「僕はこう思うんです」ってなったら、それって自分に自信があることなんだと思うわけ。だからそれが羨ましいなって。僕はいつも、いろんな面から考えてしまうから。例えばそれを客観的にみて、間違ってたらその自信はなんなんだろうって思うわけ。経験上、意外と間違ってたりってことあるじゃないですか。
松熊 あるある！（笑）
石母田 演出家の言ってることの方が正しいんだろうなって思ったり。そういうのを見てると、じゃあ自分はどうなんだろうって。
松熊 そういう意味で謙虚なんだよ。
石母田 いや謙虚っていうか。
松熊 自信がないんだね。
石母田 そう。人に嫌われたくないっていう。
2人 （爆笑）。
石母田 嫌われないためには受け入れなきゃって。
次回へ続く
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劇団青年座 第227回公演
旗を高く掲げよ
7月29日(金)〜8月6日(日) 青年座劇場
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松熊つる松ブログ→つる松のおんがえし
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ローソンチケット＝0570-084ｰ003 【Ｌコード=31820】
0570-000-407（オペレーター対応）
イープラス=http://eplus.jp
