劇団青年座第231回公演『砂塵のニケ』特別企画

青年座劇場の歴史を語る(第5回)



1969年の開場以来、劇団青年座の創作活動の中心にあった青年座劇場が、

本作をもって一時休館します。

そこで今回特別企画として、長い歴史をもつ青年座劇場について、

『砂塵のニケ』出演者の山野史人(やまの・ふびと)

青年座演出部・古川慶弘(ふるかわ・よしひろ)

青年座製作部・水谷内助義(みずやち・すけよし)の三名が語ります。





76『木に花咲く』
『木に花咲く』舞台写真




第5回 「五人の作家による連続公演」の話 Part2







前回に引き続き話題は「五人の作家による連続公演」のお話です。

山野
 上演した作家は…清水さんと別役さんと…

77『鏡よ鏡』
『鏡よ鏡』舞台写真

古川>  それから石沢富子さんの『鏡よ鏡』な。

山野>  それと高桑徳三郎の『ドラム一発マッドマウス』でしょ。あと一本は?

古川>  宮本さん。

79『ほととぎす・ほととぎす』
『ほととぎす・ほととぎす』舞台写真

山野 ああ、宮本研さん『ほととぎす・ほととぎす』。
    五作品の中でも、高桑の『ドラム一発―』は大変だったんだよ。

古川 ローラースケートもやったしな。

山野 そうそう、ローラースケート。篠崎(光正)の演出。あいつすごかったねぇ。

古川 楽器はやんなかったっけ?

山野 楽器もやったよ。俺はキーボード。あの頃、(立原)淳平とかさ、畠山(善之)とかさ、結構みんな楽器やってて青年座バンドつくって練習行ったよ、スタジオ借りて。

水谷内 製作は俺と金井さんなんだよ、全部連名。前半一週間、後半が日替わりだから。今考えたらよくあんなことやってたね。

山野 日替わりなんてすごいよ。

水谷内 6月7月で一週間ずつやって、9月から日替わり。

山野 毎日バラして仕込んで、旅みたいなもんだった。でも役者だって大変なんだよ。四日間、本番が空くわけだから。稽古するわけじゃないしさ。ぶっつけだから、その日(笑)。でも面白かったよ、すごく。あの頃活気あったよ。

古川 教室に全部の道具収めて、一日終わるごとに入れ替えしてたよ。

水谷内 どういうことになるか、わかってないでやっていたっていう感じがあるよな。

山野 まあね。

古川 でも慣れたら、どうってことないんだよ(笑)。

山野 段取りできればな。

古川 (道具を)置く場所も決まってくるしさ。みんな覚えてくるし手順を。

水谷内 この企画は評価が高かったんだよな。

山野 みんな質も良かったしね。それぞれなんか競争したのか知らないけど。

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『ドラム一発!マッドマウス』舞台写真

古川 「ドラム」は若い子に人気だったんだよな。

水谷内 圧倒的に人気あった。

山野 体張ったからなあ。

古川 役者がよかったんだよ(笑)。


つづく



※1 五人の作家による連続公演

1980年

6月11日〜7月13日 週替わり公演

9月16日〜11月24日 日替わり公演



『青春の砂のなんと早く』作=清水邦夫 演出=五十嵐康治



『木に花咲く』作=別役実 演出=石沢秀二



『鏡よ鏡』作=石沢富子 演出=栗山昌良



『ドラム一発!マッドハウス』作=高桑徳三郎 演出=篠崎光正



『ほととぎす・ほととぎす』作=宮本研 演出=鈴木完一郎


















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劇団青年座 第231回公演

砂塵のニケ 

3月23日(金)〜3月31日(土) 青年座劇場





<チケット取り扱い>

青年座→電話0120-291-481(平日11時〜18時)

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