昨夜1月23日、稽古終了後文学座に行った。アトリエの会公開シンポジウム<現代演劇、その地平に見えるもの…>を聞くためだ。討論参加者は3月アトリエの会『エスペラント』作者・青木豪、演出・坂口芳貞。6月アトリエの会『オトコとおとこ(仮題)』作者・川村毅、演出・高橋正徳。12月アトリエの会作者・松田正隆、演出・高瀬久男。司会は高瀬さん。それぞれの作品についての話から様々な話に広がっていく。以前『大寺学校』公演時に「文学座の演技について」のシンポが開かれ、文学座の生な様子が見えて楽しかったが、今回も楽しい時間だった。劇団が演劇について正面から語る会を開くのはいいことだ。青年座でも何か企画したいと思う。開演前アトリエ手前の路上で松田さんにあった。昨年『王女A』をアゴラに見に行き高瀬さんと一緒に飲んで以来だ。言葉にして語りつくすことの難しい芝居だったが面白い芝居だったので楽しい夜を過ごしたことを思い出した。批評の言葉を持ちながら、愛情を持って松田作品に向う高瀬さんとのコンビの新作は楽しみだ。
追伸:第50回岸田戯曲賞に佃典彦氏の『ぬけがら』と三浦大輔氏の『愛の渦』が決った。『ぬけがら』は文学座アトリエで上演された作品だし、三浦大輔さんは青年座の若手・川上英四郎、高義治、佐々木聡一が企画して上演した『激情』の作者だ。嬉しい受賞。おめでとうございます。