4月4日朝一番の飛行機で宇部山口に飛ぶ。目的は勿論『殺陣師段平』の周南市民劇場例会。劇団の活動が錯綜している今、やっと本番を見ることが出来る。ワクワクする。劇場に到着すると製作の佐々木聡一の姿が目に入る。横には事務局長の安田さん。事務局の土屋さんも開演前の忙しさの中、笑顔で会員さんに対応している。体の中に例会の楽しさが蘇ってくる。楽屋に顔を出すとみんな笑顔で迎えてくれる。素直に嬉しい。赤坂で見た最後の通し稽古からどのように変わってきたのか、早く見たい。ドラマチックな音楽で緞帳が上がる。山野史人、田中耕二、川上英四郎のやり取りから始まる。すぐに会員さんと同じように一観客として身を乗り出して見入ってしまう。快調。休憩を挟んであっという間の2時間25分。大阪生れの私としては段平・お春のこの男女の関係が大好きだ。良いですね。万雷の拍手で芝居は幕を下ろす。終演後は会員さんと一緒になってバラシ・撤収。演劇専攻の高校生も入ってスムーズに進む。そして夜は交流会。青年座からは津嘉山正種、山野史人、村田則男、佐藤祐四、岩倉高子、泉晶子が参加。当然製作の佐々木聡一はいるわけで、私も当然のようにいる。じかに会員さんから話を聞ける楽しい場。酒が進み話はどんどん盛り上がる。そして報告できないくらい盛り上がって夜はどんどん深けていった…。やっぱり旅は良いなあ。次はシアター1010。このブログをご覧頂いている皆様もぜひご期待下さい。製作部・森正敏