6月公演『悔しい女』の稽古が始まった。既に12日からスタートはしていたのだが斉木緑役の森脇由紀が13日まで外部公演に出演していたため、キャスト全員が揃ったのは昨日14日だった。そしてなによりも作家の土田英生さんと音楽のいがり大志さんが稽古場に登場した。今回のキャストが土田さんと出会うのは初めてのこと。書かれる戯曲が面白いのはもちろんだが、その人間性、土田さん自身がとても面白い。稽古終了後は稽古場で飲み会。当然のように土田さん中心に話が弾む。ある種、話芸の天才かもしれない、と思ってしまう。とにかく楽しい夜だった。その土田さんが納得する芝居を演出の宮田慶子と9人の俳優たちがつくっていく。プレッシャーも大きいが楽しい1ヶ月になりそうだ。
製作部 森正敏